top of page

Blog

1.png

Googleアナリティクスは、ウェブサイトの「アクセス解析」をして、どのくらいの人が見ているか、どのページが人気か、どこからサイトに来ているかなど、たくさんのデータを教えてくれるツールです。この記事では、データの中で特にチェックしておきたい項目や、効果的な分析の方法を解説します。



1. まず見るべきデータ:ユーザー数、訪問回数、ページ数

サイト全体の基本的な状況を知るには、以下の3つの数値が参考になります。


  • ユーザー数:何人がサイトを訪れたか。

  • 訪問回数(セッション):ユーザーがサイトに訪れた回数。

  • ページ数(ページビュー):訪問者が閲覧したページの数。


この3つを知ることで、サイトがどれだけ見られているか、どのページが注目されているかがわかります。



2. ユーザーがどう動いているかを確認する:滞在時間と直帰率

次に、ユーザーがサイト内をどのように動き回っているかをチェックします。


  • 滞在時間:ページごとにどれだけの時間、ユーザーがとどまっているか。長いほど内容がよく読まれていると考えられます。

  • 直帰率:最初のページだけ見て離れてしまう割合。直帰率が高いページは、内容が期待に応えられていない可能性があるため、改善のポイントになります。



3. どこから来たか?集客経路を知る

訪問者がどこからサイトに来ているかを見ることで、効果的な集客方法がわかります。


  • 検索エンジンから:GoogleやYahoo!などの検索エンジン経由で訪問したユーザー。検索対策(SEO)の効果が現れています。

  • SNSから:TwitterやFacebookなどのSNSから来たユーザー。SNSを使った発信が集客につながっているかを確認できます。

  • 他のサイトからのリンク:他のサイトやブログからリンクされて訪れたユーザー。提携しているサイトからの効果を確認することができます。



4. サイトでの目標がどれだけ達成されているか

サイトを運営する上で「目標」を設定することが重要です。例えば「商品購入」や「資料請求」などを目標として設定し、その達成状況を確認します。


  • コンバージョン率:目標がどのくらい達成されているかの割合。目標達成率が低い場合は、サイトの流れやページ内容に改善点があるかもしれません。



5. どのデバイスから見ているか

スマホやパソコン、タブレットなど、どの機器からアクセスが多いかを確認します。


  • 各デバイスでの利用状況:スマホからのアクセスが多い場合は、スマホで見やすいデザインに調整することで、さらにアクセスが増える可能性があります。

  • ページの読み込み速度:ページが表示されるまでの時間が長いと、ユーザーが離れてしまうことがあるため、表示スピードにも注意が必要です。



6. 年代や性別によるユーザーの特徴を知る

Googleアナリティクスでは、年齢や性別の情報もわかります。ターゲットとする年代や性別が多く訪れているかを確認し、コンテンツや広告に活かしましょう。



7. どのページで離れているか(離脱率)

ユーザーがサイトを離れる「離脱ページ」を知ることで、改善すべきページを見つけられます。離脱率が高いページは、内容やリンクの工夫が必要かもしれません。



データをもとに改善を続ける

最後に、データをもとに改善を行い、さらにチェックをする、という流れを繰り返すことでサイトのパフォーマンスは向上します。分析をすることでユーザーの行動が見えてきますので、改善ポイントを見逃さずに次に活かしていきましょう。

Googleアナリティクスは、単に「見られている」という確認にとどまらず、改善のヒントをくれる重要なツールです。

bottom of page